八尾市

八尾市は大阪府の中央部、東寄りに位置する人口約27万人の中核市です。八尾市のキャッチコピーは「ちょうどええやん!」。近鉄八尾駅から大阪難波駅まで15分、JR八尾駅から天王寺駅まで15分、新大阪駅へも一本で行けるため交通アクセスがちょうどよく、大阪の近郊都市として発展してきました。

八尾市は歴史と伝統のあるまちです。八尾市には全国的に知られている古墳もあります。国の史跡にもなっている「心合寺山古墳」は5世紀初頭に作られた前方後円墳で中北河内最大の古墳です。また、比較的最近発見された由義寺跡地は弓削道鏡と称徳天皇が建てたと言われており、国の史跡に指定されています。八尾市は「河内音頭」の発祥地としても知られています。毎年7月下旬から9月にかけて八尾市民全体が河内音頭で盛り上がります。2017年には2,872人が河内音頭を踊り、世界記録を作りました。

八尾市は中小企業がたくさんある「ものづくりのまち」でもあります。歯ブラシの生産量は日本一と言われ、他にも金属製品や電子機器などの分野で世界に誇れるほどの高い技術を持っています。八尾市の特産品として「八尾のえだまめ」や「八尾若ごぼう」も有名です。最近では便利で住みやすくなったとも言われる八尾市、人情溢れる魅力的なまちでもあります。

八尾市の歴史

東大阪市、柏原市と共に中河内地域を構成する八尾市は、旧「大和川」による肥沃な土地に恵まれ、弥生時代から耕作が行われていたと言われています。国の史跡にもなっている心合寺山古墳や高安千塚古墳群などから、多くの豪族が住む繁栄し …