妻の浮気が原因で離婚する場合の親権

SNSの普及によって、妻の浮気も増えてきました。子どもがいる場合、夫としては浮気をした妻に親権を渡したくないと思うものです。しかし、現在の日本では妻が浮気をしても親権は妻に渡るケースが多いです。夫の浮気による離婚の場合は、自然と母親である妻が親権を獲得することになりますが、妻の浮気が原因の離婚でも夫が親権を獲得するのは難しくなります。浮気した妻に親権を渡したくない場合、どのように対処したら良いのでしょうか。

子どもが小さいうちに離婚となる場合、基本的に親権は妻に渡ります。これは子どもの面倒を母親がみていることが多いためです。妻の浮気が原因で離婚になったとしても親権に関しては別問題と捉え、子どもの生活環境が大きく変化することのないよう配慮された結果なのです。

妻が浮気をしていても子どもには愛情をたくさん与えて育てているのだとすると親権は母親が得る可能性が大きいと言えます。しかし、夫が親権を取れないわけではありません。妻が浮気相手に夢中になり、育児放棄をしていたり、妻の浮気相手が子どもを虐待していた等の問題があれば夫が親権を得ることは可能です。親権を巡って争いになった場合に重要になってくるポイントは、「今まで、そしてこれからどれだけ子どもの養育に関わっているか」になります。仕事の後や休みの日にどれだけ子どもと関わってきたか、この先の子どもの養育環境がどれだけ整っているかが重要になります。子どもの祖父母のサポートが受けられるか、経済的に問題ないかなど子どもの生活環境が焦点となります。

妻が浮気をしている場合、子どもを誰かに預けてまで会っていた、子どもを家に残していたなど、妻による育児の不備や不安を証明できれば有利になります。浮気の証拠とともに、どのように養育していたかも調査しておくと良いでしょう。探偵が調査して得た浮気の証拠と普段の生活を照らし合わせると、子どもを放置して浮気をしていたという行動が明るみになることも多いです。まずは探偵に浮気調査を依頼して、しっかりとした浮気の証拠を得て、妻の行動を把握します。その上で、親権を渡すことが出来ないと判断したら、親権獲得のためにあらかじめ子どもとの生活が問題ないことを証明するなどの準備をしましょう。そういった意味でも、妻の浮気による離婚で親権を獲得するのは、長期戦で考えていた方が良いかもしれません。

同じ浮気であっても、子どもがいるかいないかで随分状況が変わってきます。妻の浮気の場合は特に親権について揉めることが多いですので、なおさらしっかりとした浮気の証拠が必要です。親権を獲得したいなら、プロの探偵に浮気調査を依頼し、確たる証拠を手に入れましょう。大阪での浮気調査をご検討の方はピープル総合調査事務所にご相談ください。