不妊治療中に夫の浮気相手が出産

近頃は女性が結婚する年齢が上がってきたこともあって、結婚後に不妊に悩む女性が多いようです。しかし、妻が妊娠に向け努力したり悩んだりしている間に浮気する男性も少なくありません。不妊治療中は夫婦関係が悪くなりがちで、夫は家庭外に癒しを求め、浮気をしてしまうというわけです。

最悪なのは、浮気相手が夫の子を妊娠してしまい、出産するというパターン。妻としてはとうてい許せるような話ではありませんが、それでも離婚したくないと言う夫もいるのです。浮気相手はただの遊び相手で家族になるつもりはない、浮気相手には出産を反対したが勝手に産んでしまった等、離婚するほど浮気相手を想っていないということが理由のようですが、妻としては浮気相手が夫の子どもを育てていることを知りながら夫婦関係を続けていく精神的苦痛は計りしれません。当然、離婚になった場合の慰謝料は高額になります。浮気相手にしてみたら、奥さんと離婚して自分と結婚してくれなくとも認知して養育費はもらいたいでしょう。夫が浮気相手の子どもを認知して養育費を払っている状況に長い間耐えられる人はなかなかいないと思われます。この場合は慰謝料をもらっての離婚を選択する人の方が多いでしょう。

浮気相手が夫の子どもを産んだことが確かなのであれば、不貞行為の証拠になります。しかし、その子どもが夫の子ではない可能性もあるなら、探偵に浮気調査を依頼して証拠を収集する必要があるといえます。DNA鑑定を行った結果、夫の子ではなかったと判明したら、夫は浮気をしていないと言い張るかもしれません。浮気相手が妊娠していてもしていなくても、浮気に気がついた時はプロの探偵に浮気調査の依頼をすることをおすすめします。

もちろん、不妊治療中に浮気をするのは男性だけとは限りません。不妊治療のストレスから浮気する女性もいます。夫側に原因があっての不妊の場合、妻が浮気相手の子を妊娠するというケースもあるでしょう。ただし、これは夫が妻の浮気を疑っていない場合、夫の子として産んで育てるということも可能になります。もちろん、浮気が発覚して妊娠していることが判明した結果、離婚となったら夫に支払う慰謝料は高額となります。

通常の浮気でも大きなショックを与えますが、不妊治療中となればその精神的苦痛は計りしれません。しかし、ストレスのある生活をしている時こそ人は逃げ場所をつくるものです。まさかこんな時に浮気するわけがないと思い込んで小さな違和感を見逃すことなく、十分可能性はあるのだということを念頭に、配偶者に疑わしい言動があれば探偵事務所に相談してみましょう。