夫が浮気をなかなか認めようとせず、うやむやにされそうになると嫌ですよね。そんな時に行う夫の浮気調査ですが、調査によってクロだということがはっきりすればそれで「めでたしめでたし」というわけではありません。夫の浮気調査の結果を受けて、これから何をするのかが大切なのです。今回は夫の浮気調査が終わった後の3つの選択肢である「離婚」「やり直す」「慰謝料の請求」についてご説明します。
夫の浮気調査の結果がクロだった場合に選択肢として思い浮かぶのが「離婚」でしょう。信頼関係が完全に失われて、これからも夫は浮気をするのではないかと疑いながら生活するのは確かに苦痛です。調査後に離婚を決断するのは比較的若い方が多いようです。仕事が順調だったり、再婚を視野に入れやすかったりするので、思い切って離婚を選択できるのでしょう。結婚生活が長かったり子供がいたり、さらには財産などの権利関係が複雑だと簡単に離婚するわけにはいかなくなるケースが多くあります。
「やり直す」ことを前提に夫の浮気調査を依頼する人も多くいます。浮気調査の結果を突き付けられてやっと夫が自分の過ちを認め、やり直す方向で話し合いを進めることができたケースが数多くあるのです。子供のことや経済的なことを考えると、簡単に離婚するわけにもいかないのが現実です。浮気調査で得られた証拠は妻にとってやり直しの交渉で有利に働きます。夫が浮気を認めてきちんと更生し、妻がそれを許すことができるのであれば、やり直すことが最善の結果だと言えるかもしれません。ただし、やり直した後にもこっそりと浮気を続けるダメな男もいるので、誓約書を作るなど浮気再発に備えておくといいでしょう。
探偵事務所での夫の浮気調査で夫がクロだと分かった場合、法的にも有効な不貞行為の証拠を利用して「慰謝料の請求」を行うこともできます。離婚したいのかやり直したいのかにもよりますが、慰謝料は浮気相手と夫の両者に請求することが可能です。慰謝料の請求が可能になるかどうか、またその額は夫の浮気調査によって得られた証拠の質が大きく関係してきます。つまり、証拠が法的に有効でないために慰謝料が請求できない可能性もあるのです。この場合は特に、信頼のおけるプロの探偵に夫の浮気調査を依頼することが大切なポイントになります。
夫の浮気調査はシロクロをはっきりさせるだけでなく、その後の選択を有利に進めるためにも慎重に行う必要があります。もちろんこれらの3つの選択肢をすぐに選ぶことができない人もいることでしょう。その場合はいったん別居してゆっくりと頭を整理したいと思うかもしれません。夫の浮気調査により法的に有効なしっかりとした不貞行為の証拠があれば、別居してゆっくり考えるための時間をとることが不利に働くことはありません。夫の浮気調査が終わった後も人生は続きます。いずれの選択肢を選んだとしても後悔することがないように、夫の浮気調査は信頼できる探偵事務所に依頼するなどの方法で慎重に行うようにしましょう。
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