子どもがいる場合は、子どもがいない場合と比べると離婚のハードルは上がります。親が離婚するとなった時の子どもの気持ちはどのようなものなのでしょうか。
なぜ離婚することになったのか、理由を正直に話して良いのか迷う人は多いでしょう。夫の浮気、妻の浮気が原因での離婚の場合は、尚更子どもには話しにくいのではないでしょうか。しかし、子どもの感情としては両親の離婚という重大なことに対して説明が曖昧では納得できないものです。ある程度大きくなった子どもの場合は、ちゃんと説明した方が子どものためでもあります。夫の浮気、妻の浮気が原因の離婚であれば、『パパ(ママ)に他に好きな人ができた』と説明した方が離婚を受け入れることができるのです。
ここで大事なことは、子どもの前で感情的になって相手の悪口を言ってしまわないことです。子どもにしてみたら、実の親の悪口を聞いて良い気持ちはしないものです。夫が浮気した、妻が浮気したとなれば、当然怒りも悲しみもあるでしょうが、そこは子どものために子どものの前では相手を非難することは我慢しましょう。逆に、真実を話さずに『パパ(ママ)は良い人だった』と大げさに褒め称えるのもおすすめしません。そんなに良い人ならいつか戻ってきてくれるかもと期待を抱いてしまう場合があります。親から真実を告げられず、大きくなってから自分で調べた結果、実は父も母も浮気をしていて浮気相手と幸せに暮らしていると知った時、事前に親自身の口から聞かされているよりもショックは大きくなってしまうでしょう。事実を丁寧に説明すること、浮気をした妻や夫のことを悪く言わないことがポイントです。
中には子どもが夫の浮気や妻の浮気に気がつくパターンもあります。浮気相手と会っていて遅くまで帰ってこない、浮気相手と会う時に子どもを連れていくなどしているうちに子どもが精神的に不安定になり、子どもの異変に気付いた時に浮気が発覚するというケースは少なくありません。そういう場合は、子どもは離婚する理由がわかっているでしょうが、心の傷は大きくなるに違いありません。
子どもの異変によって浮気に気がついても、すぐに夫や妻に問い質してしまうと言い逃れられてしまう場合があります。まずは探偵事務所に浮気調査を依頼し、確固とした浮気の証拠を用意します。自分で証拠集めをしようと思っても、何から手をつけたらいいのか、どんなものが浮気の証拠として有効かなど、浮気調査のプロである探偵事務所に相談し、調査を依頼するのが確実です。子どもにも協力してもらって、浮気の証拠を手に入れるまでは相手に悟られないようにしましょう。その際、悩んでいることに気づいてあげられなかったことを謝罪し、子どもの心のケアもきちんとしましょう。
父親でも母親でも、浮気をしていたと知ったら子どもは傷つきます。多感な時期は知らせるのも難しいでしょう。しかし、子どもは真実を知らされないと自分は部外者なのだと感じるものです。家族の問題ですから、子どもも一人の人間として対応しましょう。
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