不倫する男性は寿命が短くなる?
結婚した場合と結婚しない場合で、どちらがより長生きするのでしょうか。これについて国立社会保障研究所が調査したところ、男女とも配偶者がいる場合の方が配偶者がいない場合に比べ平均寿命が長いという結果が出ました。男性は伴侶を失った後の寿命が短いということも調査の結果わかっています。男女とも結婚生活が長い方が長生きできると言えそうです。
では浮気や不倫をしている男性の寿命はどうでしょうか。実は、不倫している男性は早死にするという結果が出ています。『複数の女性を同時に愛するのは肉体的にも精神的にも負担がある』というのが寿命が短くなる理由のようです。女性のほうは不倫をしていても寿命が短くなるという研究はみあたらないのですが、やはり精神的に負担があるのは女性も男性と同じだと言えるでしょう。
道徳的観念ではなく生物学的に考えても、不倫をすることは精神的な負担がかかり寿命を縮めることになるので良いこととは思えません。現代の社会では不倫相手が妊娠しても出産することは、状況的に難しいのでほとんど出来ない状態ですので子孫を残すことも難しいでしょう。それでも不倫をするのは子孫を残すという遺伝子の仕組みの方が勝っていると言えるのではないでしょうか。
研究では浮気を繰り返す人は体内に『不倫遺伝子』を持つと言われています。この遺伝子を持つ人間は人口のおよそ半数だと言われており、二人に一人は不倫遺伝子を持っていることになります。不倫遺伝子を持つ人間の割合からいっても、これからも浮気がこの世からなくなることはないでしょう。浮気での揉め事が今も昔もかわらず存在していることからいって、これは真理のようです。
複数の人を同時に愛することは負担になると述べましたが、人間の脳はなるべく脳にかかる負担を減らそうとしているため、少々の異常事態の場合『正常』だと認識するようにできています。細かいことにいちいち反応して、深く考えたり対応していたら身も心ももたないからです。『自分の浮気は絶対にバレることはない』と安易に思い込むのはそのためです。結果としてその油断が配偶者に浮気がバレるきっかけとなります。
こうして見ると、浮気や不倫をするのも命がけといってもよさそうです。浮気による負担を考慮に入れても、隠れて楽しむ浮気というのは魅力的なものといえます。しかし、やはり現代社会では道徳的に許されるものではありません。浮気や不倫がバレた時の代償は大きく、生活に支障をきたす場合もかんがえられますし生物学的に仕方ないのだという言い訳は通用しないのです。
浮気や不倫がなくならない以上、配偶者の浮気調査を探偵事務所に依頼する人もなくならないでしょう。それに目をつけて安易に探偵業を始めて、悪徳な商売をする人も自然と出てきます。浮気調査を依頼する際は、長年の実績があり信頼できる探偵事務所を慎重に選びましょう。
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