不貞行為とは一般的に身体の関係があることを意味します。そして身体の関係がある以上、妊娠の可能性はゼロではありません。浮気相手が妊娠してしまった場合、それまでの楽しい恋愛関係から一転して、浮気相手と家庭との板挟みになる現実が待ち受けています。浮気相手が妊娠した場合、どのような問題が起こるのでしょうか。
まず、本当に妊娠しているのか確認することが大切です。浮気相手の女性が嘘をついている場合もあれば、生理がこないからという理由で妊娠したと思っているだけの場合もあるので、きちんと病院で確認してもらいましょう。 また、浮気相手が自分以外の男性と関係を持っていた可能性が否定できない場合は、DNA鑑定などをする必要もあるでしょう。
妊娠していることが確実となったら、浮気相手としっかり話し合いをしましょう。間違っても連絡を断つなど、逃げるようなことをしてはいけません。浮気相手があなたの無責任さに腹を立てて自宅や職場にまで押し掛けるようなことになれば、問題は更に大きくなります。きちんと今後についてお互い納得できるように話し合う必要があります。
現実的な話としては、産むのか産まないのか。産むとしたら認知はどうするのかという話をすることになります。産まない場合は妻に内緒で進めることは可能でしょう。しかし産むとなった場合、認知をすれば戸籍に記載されますし、扶養義務が生じるので養育費を支払わなければなりません。そうなると、さすがに妻に内緒というわけにはいかなくなりますから、認知することが決まった時点で妻に報告しなくてはいけません。もし、認知を拒否しても強制認知といって、法的に認知させることができます。現在はDNA鑑定で親子関係が証明されれば、ほぼ認知の判決が出るといわれています。
また、間違っても中絶を強要するようなことはしてはいけません。話し合いの結果、中絶することになったとしても中絶費用は基本的には折半で、相手の女性に全て負担させることのないようにしましょう。
妻側としては、浮気相手が妊娠している場合、それが浮気の何よりの証拠となりますが、例えば夫を問い詰めたとしても一度きりの関係だった、酔っぱらっていて身に覚えが無いなど言い逃れられないよう、しっかり証拠を掴んでおくことが大事です。自分以外の女性に夫の子供ができることは妻にとって大きな心の傷となります。相応の慰謝料を請求するためにもプロの探偵に依頼して、しっかりとした浮気の証拠を用意しましょう。夫の様子におかしな変化があらわれたり、女性ともめているような不穏な気配を感じたら探偵事務所に相談してみてください。
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