浮気をやめる時

浮気をやめる時とはいつでしょうか。浮気を始めた当初は、罪悪感がありつつも楽しめるものです。しかし、浮気相手との付き合いが進むにつれ楽しいだけではなくなってきます。結婚している方は配偶者以外との恋愛が楽しく、いかにバレないようにするかということを気にしがちですが、独身の方はだんだん辛い気持ちが増していくものです。

会いたい時に会えなかったり、連絡できる時間帯が限られていたり、想いをこめたメッセージがその都度消去されてしまうことが当たり前になっていたりすることを我慢するのが辛くなってきます。浮気や不倫は独身側や、お互い既婚者同士であっても想いが深い側が辛くなってくると別れ話になりますが、大抵は相手に上手いことを言われて関係を継続してしまいます。配偶者とは上手くいっていない、いずれ別れるから待っていて欲しいという常套句を不倫中は信じてしまうものです。逆に、相手の気持ちが重くなってきたり、浮気相手から家庭や会社にまで押し掛けてきそうな雰囲気を感じ取った時、逃げるように別れるというケースもあります。

また、浮気が配偶者にバレた時も当然、浮気をやめるタイミングになります。気付かないうちに探偵による調査対象になっていて、ある日突然浮気の証拠を出され、慰謝料の話が出た途端に浮気相手が行方をくらますというパターンは実に多いです。

男性の浮気で多いのが、妻の妊娠が判明したことで別れるパターンです。妻とは長い間夫婦生活がないと浮気相手に話していたのに、奥さんが妊娠したと知れば彼への信用は崩れます。子どもが産まれることで更に家庭へ意識が向いてしまいますから、気持ちが離れていく大きなきっかけとなります。

そもそも、不倫の場合は人前で堂々と歩くことも憚られますし、特に女性は友人などに不倫をしていると相談しづらいものです。最初はドキドキしたりウキウキしていたのに、次第に自分の立場を把握していくにつれ普通の恋愛がしたいと思うようになり、別れを選択します。

配偶者への罪悪感に耐えられずに別れる場合もあります。元々不倫を嫌悪している人に多いです。理想の家庭像がある人は余計に自分のしていることで悲しませる相手がいることに耐えられなくなり、自ら身を引くのです。

男性の浮気は遊びであることが多いので、飽きてきたらすっぱりと別れて新しい浮気相手へ乗り換えるという場合もあります。そういう人は最初から深入りせず、別れる時もスムーズに別れられる手段を心得ています。浮気といっても別れ方は様々です。泥沼化する前に別れられたら良いですが、相手に気持ちがある状態ですと別れは辛いものです。潮時だなと思った時は躊躇せず終わりにした方が結果として自分のためにもなるのです。