スウェーデンは世界でもトップクラスの福祉大国です。離婚率は世界ランキングで上位3位に入っていますが、これは国によって制度や習慣が異なっているためで、その制度が『離婚しやすい』といえます。 日本とはどのような点が違うのか比較してみましょう。
まずスウェーデンは男女平等社会です。専業主婦は3%しかいないといわれており、女性が働くのはあたりまえの社会。例え離婚しても一人の力で生きていけるという状況が離婚率が高くなる一つの要因といえるでしょう。また、スウェーデンでは離婚した場合の養育費の支払いの仕組みが日本とは大きく違います。スウェーデンの場合、元夫が養育費を支払わないという状況になった時、子どもが18歳になるまで国が養育費を立替えて支払います。元夫にはあとから請求しますが、元夫が再婚して新たに子どもが出来ていたりすると減額されます。減額されても支払いがない場合は強制的に徴収されます。このように、社会保障によって養育費が支払われるという点によって、子どもがいるからと離婚を迷うということがなくなりますので離婚率が上がるのでしょう。日本もこのようなシステムを取り入れた場合、離婚率は高くなると予想されます。
また、スウェーデンでは事実婚が法律上認められており、一緒になったり別れたりというハードルが低いという面もあります。ですので、浮気や不倫というものはせず、気持ちが他の人へ移ったら関係を解消するというように、とても割り切りが良いのです。 日本のように結婚したらそう簡単に離婚できないという意識の中では、浮気が多くなるということです。男女平等になっても、現在の家庭を捨てて他の人との新しい人生へとさっさと切り替えられる人は少ないでしょう。
日本においても、女性の就業率は高くなってきており、それに伴って女性の浮気も増えてきています。共働き夫婦の方が女性の浮気が多いのです。やはり、職場での浮気が多いということです。大阪府の既婚女性の就業率は全国と比較しても低いです。大阪府では結婚したり、出産すると家庭に入る女性が多いということです。日本の場合は女性の社会進出が増えたら浮気が増え、離婚率が上がるという結果になるかもしれません。
ちなみに、探偵という職業を選ぶ女性も増えてきています。女性だからこそ尾行できる場所がある、警戒されにくい、カップルを装える等といった利点があり、女性も大いに活躍できる職業なのです。女性の浮気が増えている昨今、更に女性の調査員は重宝されていくでしょう。
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