妻の妊娠中の浮気が多いのはなぜ?

妻が妊娠中に浮気をする男性が多いことの一番の理由は、性行為の減少にあると考えられています。妊娠中は、女性の方がお腹に赤ちゃんがいることで慎重になり、不安や心配から性欲が全くなくなることも珍しくありません。また、男性の方も妊娠前のように接して良いのかわからず、妻が大丈夫といってもする気になれない、お腹の大きい妻を女として見られないというパターンもあります。

男性としては、生理的に発散する必要がありますから、妻の妊娠中に都合よく浮気できるタイミングがあれば誘惑に負けてしまう人もいます。しかし、妻側としては妊娠中の浮気というのはショックが大きいものです。自分ばかりが不安を感じて、身体も思うように動かしたりできずストレスを感じる生活を送っているのに、妻の身体を気遣わないばかりか浮気をするなんてもってのほかという気持ちになるのも当然です。また、妊娠中では浮気が発覚した場合でも、これから子どもが生れてくるというのに離婚するという選択をすることはとても難しいです。離婚したとして、生れたばかりの赤ちゃんを育てながら働くわけにもいかず、経済的な理由で修復を選ぶ人も多いです。

ただ、妻が妊娠中だからと、全ての夫が浮気をするわけではありません。もともと浮気するタイプの人が妻の妊娠を言い訳に浮気をするといえるでしょう。浮気をしない人は願望はあるとしても、どんな状況になってもしないものです。妊娠中だから仕方がないとはなりません。

妊娠中に浮気が発覚し、離婚をしない場合でも慰謝料は取れます。慰謝料をもらったところで心の傷が癒えるわけではありませんが、慰謝料をもらったらそれ以降、浮気相手を責めるようなことをしてはいけません。離婚をしない場合の慰謝料は、離婚をする場合よりも少ない額になります。ちなみに、浮気相手が未成年であっても慰謝料は請求できます。慰謝料の金額は夫婦の間に子どもがいるか、結婚年数はどのくらいかなどで変わりますので、弁護士事務所などで相談してみましょう。そのさいにも具体的な証拠があったほうがいいので、妊娠中で思うように動けないのなら、なおさら調査のプロである探偵事務所に依頼して証拠を揃えるのがオススメです。

夫が妻の妊娠中に浮気をするのは、夫自身に父親になるという自覚がない場合が多いのです。そのため、妊娠中に父親になることを意識させることが重要です。一緒に検診に行ってエコーで胎児の様子を見せる、胎動を感じさせるなど、妻から率先して夫に自覚をもたせるよう誘導しましょう。また、性行為が減ったとしても、スキンシップを心がけたり、話し合いの機会を増やすなどコミュニケーションを怠らないことも浮気防止の効果があります。

妊娠中の浮気は、これから子どもが生まれるという希望を感じる幸せな状況から、離婚するかどうかという絶望的な状況に陥れられます。妊娠期間だけでなく、出産後も女性の心と身体は変化します。そういったことを妊娠前から二人で話し合っておくことも大切です。