ターニングポイントは7年目?

「離婚のバロメータ」というと少々妙な言い回しになってしまうかもしれませんが、しかしやはり男女関係というのは、結婚生活を長年送っていてもなかなか難しいものである、というある筋のデータが出ていますので、ここでご紹介したいと思います。

 近年は「熟年離婚」がちょっとした社会問題になっていますが、それでもやはりまだ離婚してしまうカップルの多くが、「熟年」とは言えない年代であるケースが圧倒的に多いです。

そして、ある一定期間結婚生活を送ったカップルは、そこから先の結婚生活で離婚の危機に見舞われる可能性が著しく減少するというデータがあるのです。

その「ある一定期間」というのが、「7年」なのだとか。7年間夫婦生活を送ったカップルというのは、8年目以降で離婚に至る比率は大きく低下するのだそうです。

 もちろんすべてのカップルがそうだというわけではありませんが、映画にも「7年目の浮気」などというタイトルの作品があるように、7年目というのがカップルにとっての大きなターニングポイントになるようです。

 しかしだからといって、その「7年」の間に何もないカップルなんて絶対にありえません。結婚生活はまさに「山あり、谷あり」です。そういう山を越え、谷を越えて、ようやく「夫婦」として成熟していくのではないでしょうか。

 まあだからといって、ふだんから7年目のことばかり考えて生活するわけにもいきませんし、8年目以降は大丈夫と油断するのもどうかと思いますが、ひとつのバロメータにはなるかもしれませんね。